食は人の天なり  〜管理栄養士の実習日誌〜

病院で働く管理栄養士の毎日の記録です。

11月12日 家族の不安

 

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おはようございます。13日の土曜日です。

お知らせなのですが、申し訳ございませんが来週はお休みをたくさんいただいているので、更新がゆっくりになる可能性があリます。

更新した際は、InstagramまたTwitterでお知らせしますので、よろしくお願いします🙇‍♀️

 

それでは12日の業務報告です。

 

8:30 出勤

9:00 朝礼

10:00 入院患者様のモニタリングや、発注作業

11:00 外来栄養指導

12:30 夕食の食札準備

13:00 休憩

14:00 病院入り口の検温手伝い

15:00 透析室回診見学

16:00 入院患者さんの家族様に対して退院前の栄養指導

17:00 夕食の配膳チェック

17:30 明日の昼札準備御退勤

 

でした。午前中はよく外来の栄養指導に行くので、昼食のの配膳チェックができないことが多いです。

他の栄養士さんもいらっしゃるので大体は大丈夫ですが、2人勤務でどちらも栄養指導の際は、調理師さんが2回ほどチェックしてくださることも。

最後は栄養士がざっと見て、アレルギーチェックして提供することもあるので、調理師さんたちとの連携もすごく大事です。

 

 

昨日は透析の回診中に電話が入り、「退院前の患者さんの家族様が食事について不安に思うことがあるので栄養指導をお願いします」と言われました。

私が勤める病院では、退院前にリハビリ科や看護科、MSW、栄養科を交えて患者さん、家族様にカンファレンスを行うことも珍しくありません。

理学療法士の先生は実際に家の中を見て、危ないところはないかなど確認し、報告。必要なスロープや手すりなどの手配をMSWさんが患者さんのケアマネさんと相談します。看護師さんは入院中の患者さんの様子を家族様に報告、注意点などないか、透析について、人工肛門についてなど説明します。

 

栄養科はもちろん食事についてご説明します。

・今提供している食事の指示量について

・捕食について

・喫食量について

・今後退院後気をつけてほしい食事内容について(タンパク制限や減塩がある方は特に)

などお伝えします。

 

今回は単独で行ったので、普通の外来栄養指導のような感じになりました。

今回の患者さんは腎臓食から透析食に変わった方だったので、その違いや透析に通ってく上で、食事で注意しておく点についてお伝えしました。

もちろんまず家族様が不安に思うことを全部聞いて、お答えしていくことと、

退院後もいつでも栄養科に質問してきてくださいと言う点は必ずお伝えしています。

 

患者さんも不安ですが、退院したあとケアなど一緒にするのは家族様です。わからないことや不安に思うことが多くて当然なので、いつでも相談してくださいと言うと安心して帰られていかれます。今回も顔が明るくなって帰られました。良かった⭐️

 

今日は退院して行く患者さんの家族様に向けた栄養指導についてお話ししました。

病院から退院した後の方がずっと長いし、大変です。そのサポートをしていくのも、病院栄養士の役割でありたいと思っています。

 

それではお先に失礼します。

お疲れ様でした♪