食は人の天なり  〜管理栄養士の実習日誌〜

病院で働く管理栄養士の毎日の記録です。

1月17日 まだ分からないこと

 

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おはようございます。一段と寒い季節ですがいかがお過ごしでしょうか。

温かい飲み物を飲んで、ホッとしたい所ですね☕️私は断然紅茶派なので、毎年ルピシアさんの福袋を購入して紅茶を楽しんでいます✨🐫

今飲んでいるのは「ピッコロ」という甘い香りのルイボスティーです🍑美味しくノンカフェインなので寝る前でもOK😀是非飲んでみてくださいね。

 

さて、17日の業務報告を行います。

9:00 出勤

10:00 外来栄養指導〜13:00

13:00 休憩

14:00 透析患者さんの栄養指導

15:00 腹膜透析についてのWEBセミナー

15:30 事務作業

16:00 減塩レシピの作成

16:30 明日の昼食の食札準備

17:00 夕食の配膳チェック

17:30 事務作業

18:00 退勤

でした。

 

午前中は、栄養指導が多かったので、一瞬で時間が過ぎました🌀患者さんの話を聞くことはとても重要ですが、栄養指導の順番が詰まってくると急いでしまうので、そこがまだ修行途中です。話を上手く進めていく技術がもっと欲しいです( ;  ; )

 

昼からは、腹膜透析についてのWEBセミナーに参加をしました。腹膜透析患者さんは血液透析患者さんよりも数が少なく、データが少ないということがわかり、エビデンスが少ないこともわかりました。なかなかはっきりしたことが分からないまま、看護師さんは水分や食塩などの問題に向き合っているということも教えてくださり、もっと栄養指導もしていかないとなあ、そのためにはもっと腹膜透析について調べて学ばないといけないと感じた30分でした。

腹膜透析は機械でなく実際に自分の腹膜を使って透析を行いますので、その腹膜がダメになってしまうと血液透析をしないといけなくなります。そうなると時間の拘束や食事、水分の制限も厳しくなりますので、患者さんの負担を減らしていくには腹膜透析をうまくできるだけ長く続けていくことが重要です。

(10年ほどで腹膜透析から血液透析に移行するそうですが、今の患者さんは5年も持たないのだそうです)

 

そのためには腹膜透析で管理できる内容の食事、水分、食塩量を患者さんが守る必要があります。それは血液透析患者さんも一緒ですが、内容が少し違って、カリウムや水分の制限は少し緩い感覚です。(減塩はしっかりしないといけませんが)

しかし、血液透析患者さんは本当に末期になって辛い思いをしてから透析に入るので、「透析が必要なので、気をつけなければ」という気持ちになりがちですが、残腎機能が残ったまま腹膜透析を行う患者さんは体調も然程しんどくならずに透析に導入しますので、「透析しなくても平気でいられるのでは?」と考える人も多いようです。なので看護師さんから聞いた話では、簡単に腹膜透析を服薬のように忘れたり、しない患者さんもいるそうです。

 

そうなると血液透析にように強制的に機械に頼る方法を主治医から勧められることもあるようなので、そこの意識づけや腹膜透析について患者さん自身が納得しておかないといけない所だと思います。ここまで指導できていないところが今課題であるようです。

栄養士として治療内容までは言えませんが、食事を通して自分のいまの現状と向き合っていただき、体に負担がこれ以上かからないようにどうしていけばいいのか、一緒に考えられる栄養士になっていきたいなと、そう感じました。本当に勉強になった30分でした✨

 

こんな感じで、院内でZOOMでWEBセミナーを見たりして、看護師さんや栄養士さん、企業の方と話せる機会があることが本当にありがたいです。このことに感謝して、これからも頑張っていきたいと思います💪

 

それではお先に失礼します。

お疲れ様でした♪