食は人の天なり  〜管理栄養士の実習日誌〜

病院で働く管理栄養士の毎日の記録です。

1月31日 入院栄養指導にて

 

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おはようございます。2月になりました。少し更新がなく、申し訳ございません。体調を崩していたとかではないので、ご安心ください。至って元気です✨

栄養指導がなかったため、書くことも少なく…もちろん事務作業も内容はあるのですが、院内の情報を漏出しかねないうっかり者なので控えました。

外来・入院栄養指導は再開になったので、そのことをお話しできればなと思っています😀

 

 

さて、昨日の業務報告を行います。

8:30 出勤

9:00 朝礼

10:00 外来栄養指導

11:00 昼食の配膳チェック

11:30 明日の給食書類印刷など(仕込み表や果物の数、牛乳数を数える)

12:00 事務作業

12:30 夕食の食札準備

13:00 休憩

14:00 倉庫片付け

15:00 入院栄養指導

16:30 明日の昼食の食札準備

17:00 夕食の配膳チェック

17:30 退勤

 

でした。昨日は午前中に外来栄養指導2人(1人新規)、入院栄養指導は昼から3人回らせてもらいました。新規といっても、5年以上前にここで栄養指導を受けられた事がある患者さんでしたので、スムーズに栄養指導は進めることができました。データが悪くなって主治医より栄養指導に来られたので困惑されていましたが、食事内容からデータが上がった原因を見つけることができたので、安心されておりました。よかった。

 

長い期間病院に通ってくださっている患者さんでしたが、急にデータが悪くなっていたようです。

主治医が栄養指導をオーダーしてくださって本当に良かった✨指導後患者さんのことを報告しに伺うと、笑顔で「よかった」とおっしゃっていたので、栄養指導のメリットを知ってくれている先生だと改めて思いました。これからもどんどんオーダーしてもらえるようにがんばります😁

 

午後からは入院の栄養指導に。心不全と腎不全で他病院から入院して来られた患者さんとお話ししました。

1日1食の忙しい生活を送っており、心不全になってしまったとのこと。その病院では栄養指導も受けていたそうですが、同じことを言われるので行かなくなってしまったのだそう。…患者さんの食生活に寄り添った指導とは少し違っていたのかもしれません。もちろん正しいことを指導していたんだと思います。

 

でも、教書通りの指導では患者さんが納得するか? ここが大事かなと思います。

生きた人間同士の会話ですから、指導内容にも血が通っているか。そのことは患者さんの反応を見るとわかるような。私はそんな気が最近します。

目を見て。その患者さんが何を知りたいのか。何に困っているのか。そうすれば不安を解消できるか。食事以外のことかもしれません。

 

毎月20分しか話す機会がない赤の他人なんですから、全てを把握するのは難しいですしおこがましいのですが、少しでも患者さんの生活の質が上がるように栄養士はいると思っています。

結局入院患者さんとは10分くらい指導して終わりました。仕事の話や食事の話をしてくださりました。

入院患者さんは退院後の生活が待っています。そこに食事は絶対必要です。その食事をより良くできるよう、介入していきたいと思います✨

 

この前、YouTubeで管理栄養士の座談会(宮島先生)の動画を拝見しました👀本当に勉強になりました✨興味のある方はぜひ見てください。

病院管理栄養士は何をすべきか、これからどうなっていくべきかなど話しておられました。参加されている先生方もとても素晴らしかったです。

『近森病院 宮島先生 管理栄養士」で検索したら見れると思います。(第12回管理栄養士座談会)

 

それではお先に失礼します。

お疲れ様でした♪