10月29日 地域と病院栄養士
おはようございます。土曜日ですね✨皆さんはお休みのことと思います。
本日当病院はハロウィンの行事食提供日です。いつも行事食は調理師さんが担当を回して考えてくださり、栄養士は各職種に合わせてすこし献立を話し合いながら調整していきます。今回は初めての試みを行うので、ワクワクしています。うまくいったらいいなあと思います。
いつも提供した後に病棟へ行って喫食量を記録するのですが、その時に患者さんや職員の感想を聞けるのが密かな楽しみです。
さて、昨日29日の業務報告です。
8:30 出勤
9:50 朝礼
10:00〜11:00 外来栄養指導
11:00 昼食の配膳チェック
11:00〜12:30 外来栄養指導
13:00 休憩
14:00 病院入り口で体温測定のお手伝い
15:00 朝食の食札準備
16:00 透析室の回診見学
17:00 夕食の配膳チェック
17:15 明日の行事食の食札確認
17:30 退勤
でした。最近は、月曜と水曜日以外に、金曜日も外来の栄養指導を担当していますので、なかなかベテランの栄養士さんの栄養指導を見学する機会が減ってきました。修行として入らせてもらっていたのですが、仕方ないです。
前もお話ししましたが、ベテランの方の栄養指導は人生相談のように患者さんのことをいろいろ深く話してくださるので、傾聴することがとても多いんです。一般的に栄養指導は5回未満で終わる方も多いと思いますが、当院の患者さんは10年以上きてくださっている方も多いので、栄養に関しては患者さんもベテランで新人の栄養士より詳しいことが多いのです😃
私のこの病院に来た頃、患者さんの方が詳しくデータの見方など知っており驚愕したのをよく覚えています笑
そのおかげで、本気で勉強しなければ患者さんに教えてもらうばっかりだ…と思い、勉強できたことはとても感謝しています。
昨日の患者さんは、高齢の男性の方だったのですが、足が悪くなってから介護サービスを受けられており、自分が食べたいものをヘルパーさんに作ってもらっているようでした。
糖尿病なので買ってはいけないものは訪問看護師さんや、ケアマネジャーさんからきつくヘルパーさんも言われているため、「自分が希望したものを買ってきてくれない」とお怒りのご様子( ; ; )ヘルパーさんも板挟みでさぞしんどいことでしょう…
なんで希望の食品を買ってもらえないのか、今の患者さんの体を思ってのことだ と言うのを何回も説明し、やっとちょっと理解して帰っていかれました。
ご自身がお料理されておらず、介護サービスの方が介入されているご家庭ではなかなか本人さんに栄養指導しても難しいところがあるな。と実感しました
(一生懸命料理を作ってくださっているようですが、やはりヘルパーさんが来ない週末などは好きなものをたくさん食べているようでしたので)。
とりあえず外来の担当看護師さんと作戦会議を行い、笑 介入しているケアマネジャーさんや訪問看護師さんとお話ししてみようと言うことになりました。
双方から話を聞くことがとても大切だとは思うので、いい方向に患者さんを向かわせられるよう頑張りたいと思います。
高齢の方が増えている中で、地域との連携はとても大切だと感じた1件でした。 また患者さんに学ぶことが増えましたね。感謝です。
それではお先に失礼します。
お疲れ様でした♪ お休みの方はゆっくりとお過ごしください!仕事の方は、一緒に頑張りましょう!