食は人の天なり  〜管理栄養士の実習日誌〜

病院で働く管理栄養士の毎日の記録です。

10月26日 入院栄養指導

 

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おはようございます。水曜日ですね。ちょど真ん中くらいで気持ちがだれてくるときですが、もうひと頑張りしましょう!

もう月末ですが、今年のハロウィンは用事があり外出する予定なので、いつも夜ご飯で作っているハロウィンメニューが出来ない可能性が出てきました。

毎年なんとなく南瓜を使ったり、トマトで血のようなスープ作ったり楽しんでいたんですけれども。🙃

皆さんはどのようなハロウィンをお過ごしになるでしょうか。また機会があれば教えてくださいね👻

 

さて、昨日10月26日火曜日の業務報告です。

 

9:00 出勤 朝礼

9:30 入院の栄養指導

10:30 入院栄養指導記録入力

11:00 昼食の配膳チェック

11:30 糖尿病療養指導士に向けて、症例検討 対象患者抽出など+雑務

12:30 夕食の食札準備

13:00 休憩

14:00 在庫管理や足りない捕食の発注

15:00 入院栄養指導

16:30  来月のシフト確認しながら、透析栄養指導の計画

17:00 夕食の配膳チェック

17:30 症例検討続きや、事務所で給食書類作成

18:00 退勤

 

でした。昨日は外来の栄養指導の担当ではなかったので、入院の患者さんと話すことが多かった1日です。

基本入院の栄養指導を主に担当している栄養士さんが他にいるのですが、昨日は自分の方が余裕があったので行かせてもらいました。

流れとしては、

入院患者さんの中で、対象となる患者さんをカルテで抽出、データ印刷→

どういう経緯で入院されたかを記録見て確認→

過去に入院栄養指導を行っているか(担当は誰か)確認→

系列の病院で栄養指導を受けていたら、その施設の栄養士さんと連絡→

その後本人さんとお話しして、食事のお幅変更がある場合は主治医に上申、なければ記録書いて終了

となります。

結構工程が多くて、大変な時もありますが確認していかないとチグハグなことを言うのもダメなので…ここは丁寧にするように心がけます。

入院栄養指導で多いのは、

・ここのご飯は美味しくない

・味が薄い(高血圧や腎臓病、心臓病の方は減塩食なので)

・米が美味しくない、どこの使っているんだー!

とお怒りの言葉も多く聞きます。今まで食べてきた食事と環境も状況も違うので、文句言いたくなるのはすっごいわかるんですが、、

調理師さんも一生懸命患者さんのために作っているので、もう少し頑張って食べてみませんか?とよくお伝えします。否定はしませんが、ここで患者さんのために作っていることは、わかっておいて欲しいので。調理師さんは患者さんと話す機会が少ないので、代わりに栄養士が伝えないと誰が伝えるねんっ!

という話なので笑 もちろん傾聴、受容して話せそうな患者さんを見極めてはいます。逆上する患者様もいますから。

 

もちろん、

・ここのご飯はとても美味しい。この料理どうやって作るんですか?

・いつも作ってもらってありがとうございます

・行事食、すごくおいしかった。いつもは半分でいいや、と思うけど全部食べられたよ

と嬉しいご意見もあるので、それはすぐに調理師さんにお伝えするようにしています。

さらに、いつも食札を乗せて食事を提供するのですが、その食札に温かいメッセージを書いてくださる患者さんも多くいらっしゃいます。

手紙のようにたくさん書いてくれる方も多く、嬉しくなります。

しばらく掲示板に貼った後、患者様のご意見としてファイリングさせてもらいます。

栄養士と調理師の宝物です⭐️

 

今日は入院栄養指導についてお話ししました。何かの参考や管理栄養士の日常を知っていただけると嬉しいです😊

 

それではお先に失礼します。

お疲れ様でした♪